日本は鶏肉輸入世界一の国!

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鶏肉は食肉の中でも最も生産、消費されています。ブロイラー生産では、世界生産はおよそ500億羽を超えていて、その膨大な数には圧倒されてしまうほどです。鶏肉生産の量では、アメリカが一番多く続いて中国となります。しかし、どちらの国も国内での消費が多いということで、輸出の量で見るとブラジルが世界一となります。日本への輸出割合でも、現在ではブラジルが一番多くなっていて、中国やタイ、アメリカなどが続きます。

日本国内でも当然鶏肉の生産はなされていますが、消費量と比べると全然足りないというのが現状で、外国産に頼らざるを得ない状況となっています。その量はかなり多く、世界全体の1割を日本だけで輸入しています。このブロイラー輸入の量は、世界一となっていていかに日本が鶏の肉を消費しているか、そして外国産に頼っているかが分かります。

近年は鶏の正肉だけでなく、調製品が入ってくる割合も多くなっています。具体的には、すでに加熱調理されている唐揚げやフライドチキン、焼き鳥などがあります。中国などから入ってくることが多く、コンビニ出の販売を始めとして、お弁当や総菜、冷凍食品などで使われています。また、ファミレス、ファストフードでの使用など、日常的に食べる鶏の肉の多くがこうした形で供給されていることが分かります。全体的に鶏の肉、調製品の輸入量は増加傾向にあり、平成29年には過去最高を記録しています。これからも増加が続くと見られ、外国産の肉が多く使用されていくことでしょう。

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